今では日本でもすっかり有名になったバブーシュですが、そもそもモロッコのお家の中の履き物事情はどのようになっているのでしょうか。

モロッコでは、日本のように玄関で靴を脱ぐわけではないので、ヨーロッパやアメリカと同じように、靴を履いたまま家に入ります。お客様はずっと外の履き物のままです。

でも自分のお家にいる時は、お部屋用に履き替えます。玄関の近くや、リビングの入り口、または自室に履き物が並びます。

男性は先の尖った少し硬めのモロッコ独特の履き物か、若い人はビーサンも。女性は柔らかバブーシュか、先の開いているサンダルが多いです。おしゃれなモロッコ女子は部屋着に合わせたヒールのついたバブーシュを履いてます。

室内用の履き物でも、庭先やバルコニーにはそのまま出て行くのが、日本とは違うところですね。

このベージュのバブーシュは主張しすぎず、お洋服にも部屋着にも良く合います。きれい目のベージュ、フローリングにぴったりですね。全ての年代の人にとってもおススメです。

バブーシュは足に良く馴染み、夏でもさらっとしていますし、冬場も冷たくなく、足をそっと包んでくれます。一度履くともう離せないという人が多いです。

マラケシュのスークではサイズ大きめのバブーシュが多いのですが、モロッコハウスでは日本人に多いサイズの37(23cm-23.5cm)と38(24cm-24.5cm)があります。皮なので履いているうちに伸びますから、ぴったりサイズが良いですね。

こちらのバブーシュ、はじめはどうしても少し羊皮の匂いがしますが、お洋服の匂い消しスプレーをかけて陰干しをしておくと匂いがなくなってきますよ。